野鳥写真家の戸塚学です
写真ライブラリーの充実を計ると共に、より見やすい様に、色々変えてみました。どうぞご覧ください。
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写真家 戸塚 学
1966年 愛知県生まれ
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。 20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。現在は野鳥にとどまらず、生き物を含めた環境の撮影を進行中。
作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
日本野鳥の会会員
西三河野鳥の会会員
NPO法人希少生物研究会会員
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info@happybirdsday.jp
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/ フィールドノート /初夏の立山/1】---
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見張り番.JPG
1
今回は見張り場でがんばるオスたちの撮影でやって来た。さすがにこの時期残雪に苦しめられることも
無く、楽勝でみくりが池温泉に到着。本当は月曜日から4泊5日で粘りたかったが、金曜日にEOS学園
の講師をしなければならないので、日曜日に入る事とした。さてライチョウは・・・いるいる!岩の上にと
まり、ニラミを利かせていた。お気に入りの場所がわかれば、たとえいなくても後はそこの主のオスたち
が来るのを待てばいい。運よくスクランブル発進をするところが撮れれば御の字だ。天気が思った以
上に良くならず、かといって雨降りというわけでもなく・・・曇りベースのため飛んでいる姿はコントラスト
が低くパッとしない。それでも撮れない事を考えれば文句を言ってはいけない。また偶然ではあるがメ
スが岩の下に潜り込んだので双眼鏡で見るとなんと抱卵をしていた。と言っても卵が見えたわけでは
ないが格好から間違いないだろう。もう一つの偶然は結婚記念旅行で友人が来ていて、なんと同じ宿
だった!さてさて偶然は重なるもので砂浴びをしていたメスが、突然物凄い勢いで私の足元を走りぬ
け草の脇にうずくまると、オスがこれまた物凄い勢いで追いかけて来てメスの上に乗っかった?なんと
交尾が撮れてしまった。天気が悪いとか何とか文句など言っていてはバチが当たるというもんだ。
飛びます、飛びますjpg
2
今回あまり早い時間、早朝4時とかだと、どうもライチョウの動きが良くない。風景を狙うならこの時間を
外すわけには行かないが。なんとなく5時過ぎの方が動きがいいような気がする。また日中はハイマツ
の下に潜ってしまい、天気にもよるが見つからないことが多い。午後は15時頃から活発に動き出し、侵
入オスに対してスクランブルや喧嘩をおっぱじめてくれる。チャンスはあるようで以外に少ない。最終日
は17時のバスを逃すと下山できなくなるので昼まで撮影して下山した。立山駅でデータをPCに移し運
転しながらPCのバッテリーを充電する。現在目下の悩みは電源確保だ。これが解決すればかなり取材
が楽になる。そのまま帰宅をすると高速代が高いのでぎふ大和PAで眠てから、早朝帰宅する。そう、
こうすれば高速代は50%オフなのだ。
ヒヨコぴょこぴょこ6ぴょこぴょこ.jpg
3
7月第2週が親子を撮りやすいという言葉を信じて、スケジュールをやりくりしてようやく出かけた。今回
は日曜入り土曜帰り。理由は2つ。1つは往復の高速代を2000円で抑えること。もう1つは室堂まで
のケーブルカーと高原バスの往復割引の有効期間が5日間なのだ。だから日曜入りして月曜に登り、
金曜に下山、土曜に帰宅という動きとなる。あ~貧乏って嫌だねぇ・・・。ちなみに到着した日曜日の夜
だが、フェーン現象で暑い暑い!おまけに雨まで降ってしまい窓を閉めて寝たものだから、汗だく。愛
知より暑い富山っていったい・・・。朝一の便で室堂に到着して外に出ようとすると・・・霧+雨+強風!!
どうしようもないので、カッパを着込み、荷物が濡れないに様にパッキングをし直す。気温も下とは大違
いで結構涼しく、風が強いから体感温度はもっと低くなる。とりあえず準備を済ませて、ある出だすと吹
っ飛ばされそうになる。踏ん張りながら10mの視界の中一歩ずつ歩く。ようやくみくりが池温泉にたど
り着きホッとする。結局この日は宿から一歩も出ず(低気圧が発達して移動してるのだから出るほうが
無謀である。)PC作業と最高の温泉に浸かりすっかり湯治客と化す。いったいいつになったら梅雨は明
けるのだろう???
みんな遠くに行かないでよJPG
4
二日目ありがたいことに天気が回復。まず親子を探すことからはじめる。しかし情報不足でいかんとも
しがたい。朝飯前の捜索では見つけられ無かった。朝食後みくりが池の前で探していると、前方の斜
面を覗き込みながら撮影している人を発見。双眼鏡でその方向を見ると茶色の小さなボールのような
ものが跳ねている??やった!ヒナだ。すぐに移動するが手前の繁みで撮影ができない。進行方向を
確認してみくりが池のほとりで待つと、来た!!ヒナたちがこちらに向かって来るが速い、速い。あっと
言う間にこちらの前を通り過ぎてしまった。そして周りをみると人がいっぱいいてみんな写真を撮って
いた。しばらく撮影はできないが進行方向を確認して先回りをする。とはいってもあくまで山勘だが。
待ちくたびれて、何をしに来たかを忘れかけていると「クック、クック」「ピヨピヨ」の声が近づき、またし
てもこちらの前に登場してくれた。特にこちらを意識することなく、さっさと通り過ぎてゆく。結局この後
見つけることはできなかったが6羽のヒナたちを見ることができたことと撮影ができたことはラッキー
だった。
立山・夏.jpg
5
その後も奇跡的に天気に恵まれ、またライチョウ親子は血の池周辺でよく確認と撮影もできた。メス親
の動画撮影を何気にした後、夜PCでチェックをすると???あー!親の腹からヒナたちが飛び出し
てゆくのが撮れていた。モニターが小さくて気がつかなかったがすごいシーンが撮れている事にびっく
りとスチールで撮らなかったことを後悔する・・・。4日目はこれまた奇跡的に午前中が快晴になったの
で、初めて風景の動画をチャレンジする。風が弱いので案外動きが出せずに残念。また少し遅いのか
花の咲きが悪いがこれを撮影。やっぱり晴れると気持ちいいなぁ。東京ではこの日梅雨が明けたそう
だ。翌日来た時と同じように大荒れの天気。みんなの天気で行き先を考えあぐねている。9時に小雨
になったところで、ダッシュでターミナルへ向かう。自然保護センターでライチョウのことをいろいろ教え
ていただき、昼過ぎまで本を読み時間を潰し、下山する。今回もぎふ大和で寝てから、朝1000円で
高速を降りる。
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みんな遠くに行かないでよJPG
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