野鳥写真家の戸塚学です
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写真家 戸塚 学
1966年 愛知県生まれ
高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少の頃から好きだった自然風景や野生の生き物を被写体として撮影をする。 20歳の時、アカゲラを偶然撮影できたことから、野鳥の撮影にのめり込み、野鳥を中心としたネイチャー系フォトグラファーを目指す。現在は野鳥にとどまらず、生き物を含めた環境の撮影を進行中。
作品は雑誌、機関紙、書籍、カレンダー、コマーシャルなどにに多数発表。
日本野鳥の会会員
西三河野鳥の会会員
NPO法人希少生物研究会会員
http://happybirdsday.jp/
info@happybirdsday.jp
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知床海三昧 08/07/26
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昨年ひょんなことから夏の羅臼で、ホエールウォッチング船「エバーグリーン号」に乗ることになりクジラやイルカにも驚いたが、海鳥の面白さにぶったまげ、少々時期を遅らせてしまった為10万羽のハシボソミズナギドリの大群を見ることができなかった!その悔しさとバードウォッチングマガジン「バーダー」に記事は書いたものの自分が撮影も観察もしてなのでは面白くないので、今回リベンジで出かけてみることとなった。
妖怪コゴミオヤジ
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いつものように苫小牧東港に到着して、いつもなら近場で寝るのだが今回は気合を入れて本別まで走ってしまった。そう少しでも羅臼に近づくために!
12時30分に寝たのだが、翌日というか翌朝4時に外が明るくて目が覚めてしまった・・・恐るべし、夏の北海道。このせいでいつも夏の取材は寝不足になってしまう。起きてしまったからには走らなければ気が済まず、途中朝飯を食べるのに止まっただけでそのままノンストップで羅臼に到着。
残念ながらすでに船は出てしまっていたが、まぁ仕方ない。船が港に戻ってから船長と今後の予定を話し合うのだが・・・なにせ超おしゃべりな船長なので、シャチやミズナギのいい話や写真をこれでもかと見せつけながら、しゃべり続ける!少々ぐったりしながら事務所を出る。天気は相変わらずの霧雨のジメジメ。ここ羅臼ではこの状態を“じっている”と言う。夜に寝る駐車場に夕方と言っても7時だが、たどり着くと・・・すごい!コゴミがいっぱい生えている!
まるで採って下さいといわんばかりだ。(^O^)/
近くにはまだ残雪が残り、当分コゴミには困らない感じだ。しかし世の中そんなに甘くない。
この週は天気が悪く、とにかく船が出ない!となるとさっぱりやることがないので、周辺の林道や遊歩道を歩いて鳥を探すが寒いせいか数がいない。
これは困ったことになった・・・いつもならまぁ野付に行くかとか、相泊まで流すか、となるのだがいかんせんガソリン代が高くてそれもできない。目的もなくただ生き物との出会いを期待して車を走らせられるような時代ではなくなってしまったのだ。こうなると羅臼川河口から上流部あたりをカメラを担いでぶらつくぐらいしかなく、結局暇なのでコゴミを採って来て飯の足しにすることぐらいである。
コゴミのおひたし、コゴミうどん、コゴミ入り野菜炒め、
コゴミのマヨネーズ和え、コゴミの卵とじ
と毎食コゴミがオヤジの食卓に上がり、いくら美味しいからとはいえ徐々に気分はブルーではなくグリーンになってゆく。
もちろん、う○ちも緑色がかり・・・このままでは妖怪コゴミオヤジに変身してしまいそうである。
尻上がりの戸塚?
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ここ数年取材に出ると、どういうわけか到着してからしばらくさっぱり撮影ができず「このままいってしまうとどうなってしまうのだろう?」と不安にさいなまされながらもなんだかんだで、後半戦で盛り返しそれなりの結果を持ち帰るパターンが多い。
だがさすがに毎日コゴミを食べ、船がようやく出ても波が高くてすぐ戻ってきたり、波が穏やかでも気温が低いせいか、鳥もクジラもさっぱりな日々が続いているのだから無理もない。
「俺は尻上がりだからさ!」なんて言ってみても自分自身がむなしくなってしまう。しかし尻上がり伝説は、終わってはいなかった!週が変わって火曜日からTVクルーが取材で船に乗ってきたというか、まぁ私が同乗させてもらったのだがこのクルーがバカツキ!!
とにかくあれほどひどかった天気がコロッと変わり、クジラもシャチもミズナギの大群も現れ信じられない日々が続いたので!何しろ1日12~14GBもカードを使ってしまう。まったくもって信じられないツキまくりなのだ。これは尻上がり伝説ではなく、引っ付き虫伝説に話のタイトルを変えなければならないだろう。
途中ツアーガイドをするための下見に出ていると携帯が鳴る?見ると船長だ。「おい、今どこよ?野付?ツルなんて撮ってる場合じゃねぇぞ、今エトピリカが出てみんなバッチリ撮ったとよ!まったくよ~、ガチャ」一方的に話されて切れてしまった・・・まったく、どっちがまったくだ!それでも今年も無事にエトピリカが出てくれたのだから、これはありがたい。
3日後再び船に乗ると今度は私がエトピリカをゲット!ちょっと小さいのが悔しいがまぁいいだろう。同じ日の午後はコアホウドリをゲット!!尻上がり伝説は健在だ。
ツアー前日、知床峠でギンザンマシコを無事撮影し、時間潰しに双眼鏡で周囲を眺めているとヒグマの親子を発見!昨年生まれの子熊を2頭連れている。かなり距離があるがそれでも何とか撮影はできた。ウトロに下りて知床五湖までの道を流すが収穫なし。今回はゴジラ岩観光の船に乗ってケイマフリを撮影するために来たのだ。遠藤船長の船に2回乗り何とか撮影をすることができた。できれば数人でチャーターすればすれなりに撮影ができそうである。
はじめてウトロ側を船で眺めたがやはり港から出てすぐに人間を寄せ付けない自然の岩や断崖があるし波穏やかなので観光客には人気があるのもうなずける。羅臼とウトロでは同じ知床半島でも気候がまったく違うのだから面白い。ちなみに岬の先端はウトロ気候だということだ。
相泊温泉体験記
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知床に行って、特別な出会いが欲しいという方は、私がガイドで回るツアーがあります。
ツアーに関してのお話は、こちらに乗せています。
今回、前半戦は心身ともに疲れ貧乏暮らしに拍車がかかったが後半戦は宿泊まりが多く美味しい料理をたらふく食べたため、太ってしまった!
ただ単に卑しいだけである。羅臼の海鳥は今後人気が出るような気がする。何しろ何が出るかわからない面白みがある。
羅臼と言えば我がいとしの温泉、熊の湯が金字塔のようにそびえ立っているが他にも相泊温泉、瀬石温泉がありともに6月1日から利用可能になっていた。
とはいえ無料の自由温泉で掘っ立て小屋が相泊まり温泉に立っていないが入れそうなので入ってみることに。
ちなみに瀬石温泉は満潮時に海に水没することから干潮時のみの入浴となることと管理人さんに挨拶をするこが必要になるので注意が必要です。さてだ~れもいない海岸で見苦しいオヤジの素っ裸な姿を国後に住むロシア人に見せびらかせ・・・って見えないけれどもね!
さて感想は・・・不思議体験でした。湯にてをつけると熱くない。よしよしとかけ湯をして湯船に浸かると???ピリピリする。なんなんだ?一旦外に出て冷ましてから再び入るともっと刺激が?これって温泉成分なのか?熊の湯と逆だ。がんばったがギブアップ!やはり私のキングオブ温泉は熊の湯に決定だ。
今回の主役たち
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昨年マッコウクジラやイシイルカを撮影できたが、今回ミンククジラ、ツチクジラを撮影と観察ができた。それより何よりシャチは凄かった!!噂を超える状況だった。
日本でこれほどシャチが撮影ができるのは羅臼だけだろう。ミズナギに関しては昨年が異常だった様で今年は例年並みだとか。それでもそれなりの感じを撮影ができてまぁ満足をしなければならないだろう。その他の海鳥たちも時期をたがえいろんな種類が見られるのでこの先が楽しみだ。
今回のお勧めは
ぱんの店com true
だ。なんとここ、
知床ネイチャークルーズ
の事務所を兼ねている。と言うより船長の奥さんが社長兼店長である。そう船長は社員である!まぁそんな話は置いといて、魚の城下町羅臼であるが、かなり本格的に手作りベーカリーなのである。お惣菜ぱんはいうに及ばず美味しいし、結構な頻度で新作が登場するのも楽しい。ふだん甘いパンはあまり食べないが、ここのフレンチトーストは絶品!めちゃうまである。またゴマぱんもお勧めだ。店長一押しがベーグルなのでこれもぜひ試して欲しい。田舎に行くと美味しいパンが手に入らないとお嘆きにあなた!ぜひcome trueへ!
ただし日、月が休みなので気をつけてくださいな。
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