バランス

先日ウトロで海鳥の研究者の調査船に乗せてもらいケイマフリの撮影をしました。その時「オジロワシがオオセグロカモメやウミネコ・ウミウの巣を襲うのでコロニーが壊滅しかけてる」と聞きました。

そう言えば20年ほど前はカモメやウでにぎやかだったのに・・・妙に静かです。そしてやたらとオジロワシが目に付きます。20年前なら夏にオジロワシが観られただけでもラッキーだったのに。オジロワシはヒナどころか卵まで獲ってしまうそうです。できればその現場をおさえたいものですが。

その後に羅臼に行くといつもは岸壁にオオセグロカモメの巣がたくさんあるのに今年はほとんどありません。また根室のユルリ・モユルリに船で撮影に行った時もカモメたちのコロニーをオジロワシたちが波状攻撃で襲ていました。同時観察で来たのは6羽。もっと居そうでした。

以前、冬期のワシのエサやりでカモメ類が増えて苦情が出ているたという話を聞きましたが、そのカモメ類が今一番の被害を被っているというのなら一見いいように見えますが、ほんの少しのバランスで成り立っているものが、一度大きく狂いだすとどのような結果を招くのかがわからないのが自然界です。今後目を離せなくなる問題です。

巣材を運ぶオオセグロカモメ

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バランス への2件のコメント

  1. MASH より:

    初めてお邪魔致します。
    私は北海道に隔年で鳥見にお邪魔していますが、おっしゃる通り、オジロワシの定着拡大による生態系バランスの変化を感じていました。そのうちに、オジロワシが、漁港のみならず、一般の住宅地にも定住し始めるのではないかと危惧しています。その前兆ではないですが、列車、車 、風力発電プロペラ等との接触による事故死や鉛弾を獲物ごと食して中毒になるなど、アクシデントを見聞するようになりました。今後、どうなっていくのかわかりませんが、自分なりに見守っていきたいと思います。いろいろとお忙しいと存じますが、ご自愛ください。

    • gaku より:

      MASH さんへ
      そうでしたか。私も2年ぶりでしたが、明らかに違いに気が付きました。
      もともと食物連鎖上頂点にいるものなので沢山の子供を作ることはないのですが、ある程度の数を越すと爆発的に増えるのかもしれませんね。冬場のエサが豊富に与えられることも大きい要因でしょうね。

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